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パルワールド専用サーバーの立て方|1.0.2の必要スペック・VPS設定

PERSONAL ANSWER

必要なサーバー方式を判定

一番近い遊び方は?

招待コード方式で十分です。ホストが遊ぶ時間だけ起動すれば追加費用がかかりません。

ACTION WORKBENCH

事故を防ぐサーバー運用チェック

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少人数なら招待コード、ホスト不在でも遊ぶなら専用サーバーが向きます。2026年8月2日時点の公式サーバーガイドはバージョン1.0.2で、メモリ16GBを動作要件、32GB以上を安定動作の推奨値としています。VPSは古い「4GBでも十分」という案内で選ばず、先に必要スペックと停止・復元手順を確認してください。

マルチプレイ3方式の比較

方式最大人数費用ホストがオフラインの時向いている人
招待コード(協力プレイ)4人無料遊べない少人数で気軽に
専用サーバー(自前構築)32人VPSの容量・契約期間による24時間遊べる設定と保守を自分で管理したい
レンタルゲームサーバー32人サービス・容量による24時間遊べるコマンド操作を避けたい

POINT: 招待コードのマルチは「ホストがゲームを起動している間だけ」ワールドに入れます。生活時間が違うグループは専用サーバー、全員が同時に遊ぶ2〜4人なら無料の招待コードが候補です。24時間稼働が本当に必要かを先に決めると、不要なVPS費用を避けられます。

人数・拠点数・作業パル数・孵化時間から設定値を作る場合は、PalWorldSettings.ini設定ジェネレーターを使ってください。生成結果はそのまま既存ファイルへ上書きせず、現行ini内の同名項目だけを置き換えます。

ワールドを専用サーバーへ引っ越す場合のセーブデータの扱いは引き継ぎvs新規スタートの判断ガイド、パルだけを別ワールドへ持ち込む場合はグローバルパルボックスの使い方を確認してください。

VPSでの構築手順(ConoHa等・Linux)

筆者はConoHa VPS上でLinux版サーバーを実際に運用しています。大まかな流れは次の5ステップです。

1. VPSを契約する

現行の公式要件に合わせ、16GBを下限、安定運用は32GB以上で選びます。人数だけでなく、拠点数・拠点パル上限・建築物数を増やすほど処理負荷が上がります。CPUは4コア推奨、ストレージは高速なSSD推奨です。

メモリ評価備考
4GB / 8GB対象外1.0.2公式の動作要件16GBを満たさない
16GB公式要件小規模で始める場合の下限。負荷を見ながら運用
32GB以上公式の安定動作推奨拠点開発や長時間稼働を重視する場合の基準

VPS各社のゲーム用テンプレートは提供状況と対応バージョンが変わります。契約前に「1.0.2対応」「メモリ容量」「バックアップ」「管理画面から更新できるか」を確認してください。テンプレートが現行版へ追随していない場合は、SteamCMDまたは公式Dockerイメージで更新できる構成を選びます。

2. SteamCMDでサーバー本体を導入する

手動で入れる場合はSteamCMD(Steamのコマンドライン版)を使います。

steamcmd +login anonymous +app_update 2394010 validate +quit

2394010 がパルワールド専用サーバーのアプリIDです。validate を付けておくとファイル破損時の検証もしてくれるので、アップデート時もこのコマンドをそのまま使い回せます。

公式Dockerを使う場合

Pocketpairは専用サーバー用の公式DockerイメージとCompose例も公開しています。コンテナ運用に慣れている場合は更新と構成管理を揃えやすい一方、公式はストレージI/Oの観点からDocker Desktopでの構築を非推奨としています。VPS上のLinux Dockerと、Windows/macOSのDocker Desktopを混同しないでください。

3. ポートを開放する

パルワールドの公式既定ポートは UDP 8211番 です。VPS側のファイアウォール(セキュリティグループ)とOSのファイアウォール(ufw等)の両方で、接続元からのUDP受信を許可します。古い記事にある27015番を一律に追加するのではなく、実際の起動設定と公式ドキュメントに合わせて必要なポートだけを開けます。

4. systemdでサービス化する

手動起動のままだと、SSHを切ったら止まる・落ちたら誰かが手で上げ直す、という運用になってしまいます。systemdのユニットを作って自動起動・自動復旧させるのが定番です。

[Unit]
Description=Palworld Dedicated Server
After=network.target

[Service]
User=steam
WorkingDirectory=/opt/palworld
ExecStart=/opt/palworld/PalServer.sh
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

Restart=always を入れておけば、サーバープロセスがクラッシュしても自動で立ち上がり直します。

5. ゲームから接続する

タイトル画面の「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」から、サーバーのIPアドレス:8211 を直接入力して接続します。

公開一覧へ載せるコミュニティサーバーとして起動する場合だけ、起動引数へ-publiclobbyを追加します。

./PalServer.sh -publiclobby

友人がIPアドレスとポートを直接入力するプライベート運用なら、-publiclobbyは不要です。

PalWorldSettings.ini の主要設定

サーバーの挙動は Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini(Windowsなら WindowsServer)で調整します。初期状態ではほぼ空なので、同梱の DefaultPalWorldSettings.ini の中身をコピーしてから書き換えます。

ソロ時短・配合厳選・少人数マルチでどの倍率を変えるかは、ワールド設定おすすめ比較で8項目を切り替えて確認できます。比較結果は既存ini内の同名キーだけを置き換える前提です。

よく触ることになる項目を実体験ベースで抜粋します。

設定項目意味既定値実運用メモ
ServerNameサーバー名-一覧公開時の表示名
ServerPassword参加パスワードなし野良の侵入防止に必ず設定
AdminPassword管理者パスワードなしゲーム内Adminコマンド用
BaseCampMaxNumInGuildギルドの拠点数上限4筆者サーバーでは9に変更して運用中。拠点をたくさん作る遊び方なら真っ先に上げたい
BaseCampWorkerMaxNum1拠点で働けるパルの数稼働中のiniを確認上限50。増やすほどサーバー負荷も上がる
ExpRate経験値倍率1.02.0にすると社会人グループでもテンポよく進む
PalCaptureRate捕獲率倍率1.0厳選重視なら上げすぎ注意
PalEggDefaultHatchingTime巨大タマゴの孵化時間(時間)72.0配合厳選をやるなら短縮推奨。0で即時孵化
DeathPenalty死亡ペナルティAllItem(アイテムのみドロップ)が人気
AutoSaveSpanオートセーブ間隔(秒)30.0短すぎるとカクつきの原因になることも
CrossplayPlatforms接続を許可する機種Steam, Xbox, PS5, Mac1.0公式ドキュメントの既定値
bAllowGlobalPalboxExportDNAの保存許可稼働中のiniを確認持ち出しを許可する場合True
bAllowGlobalPalboxImportDNAの復元許可稼働中のiniを確認外部の強いパルを持ち込めるため運営方針を決める
bIsUseBackupSaveData組み込みバックアップ稼働中のiniを確認Trueで世代別バックアップを作成

グローバルパルボックスの許可を分ける

グローバルパルボックスは、保存と復元が別設定です。新規攻略の公平性を保ちながら退出時のバックアップだけ許可するなら、ExportをTrue、ImportをFalseにします。

bAllowGlobalPalboxExport=True,bAllowGlobalPalboxImport=False

どこへ追加するか、復元できない場合の確認順、復元個体の制限はグローバルパルボックス攻略にまとめています。

【最重要】稼働中にiniを編集してはいけない

ここがこの記事でいちばん伝えたい実体験です。

パルワールドのサーバーは、停止(シャットダウン)時にメモリ上の設定でiniファイルを上書きします。 つまりサーバーが動いている間にPalWorldSettings.iniを書き換えても、次にサーバーを止めた瞬間、編集前の内容に書き戻されて変更が消えます。

筆者は拠点数上限(BaseCampMaxNumInGuild)を変更したとき、稼働中に編集→再起動という手順でやってしまい、「何度書き換えても元に戻る」現象にハマりました。正しい手順は次の通りです。

POINT: ini編集は必ず「(1)サーバー停止 → (2)ini編集 → (3)サーバー起動」の順で。編集してから止めるのではなく、止めてから編集する。この順番さえ守れば設定は確実に反映され、起動後も保持されます。

systemctl stop palworld
vi /opt/palworld/Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini
systemctl start palworld

運用を楽にする工夫

管理ツールを入れる

コマンド操作を毎回SSHでやるのは面倒なので、ブラウザから起動・停止・設定変更・ログ確認ができるWeb管理ツール(palworld-manager系のOSSや、各VPSテンプレート付属の管理画面)を入れておくと運用がぐっと楽になります。筆者のサーバーもブラウザの管理画面から日常操作をしています(それでもini編集の停止→編集→起動の原則は同じです)。

REST APIはインターネットへ直接公開しない

RESTAPIEnabled=Trueにすると、プレイヤー一覧、設定取得、告知、キック・BAN、保存、シャットダウンなどの管理APIを利用できます。ただし公式は、REST APIをインターネットへ直接公開すると不正操作でプレイに支障が出る可能性があるとして、LAN内での利用を推奨しています。

VPSで使う場合はAPIポートを0.0.0.0/0へ開放せず、VPNまたはSSHトンネル経由にします。Basic認証があることと、公開して安全であることは同じではありません。

定期再起動を仕込む

前述の通りサーバープロセスはメモリを溜め込みがちなので、1日1回、人の少ない早朝に自動再起動を入れておくと安定します。cronで systemctl restart palworld を回すだけです。

組み込みバックアップと外部バックアップを併用する

bIsUseBackupSaveData=True にすると、サーバーが30秒・10分・1時間・1日単位の世代別バックアップを作成します。ただし同じVPS内の故障には弱いため、ワールドデータが入る Pal/Saved/ を別ストレージにも日次保存します。

0 5 * * * tar czf /backup/palworld-$(date +\%Y\%m\%d).tar.gz /opt/palworld/Pal/Saved

アップデート直後はセーブデータ互換の問題が起きることもあるので、現行仕様との変更点を確認してからサーバー側を更新する運用がおすすめです。

まとめ

  • 生活時間が違う仲間と遊ぶなら専用サーバー、同時に遊ぶ2〜4人なら招待コードも候補
  • 1.0.2公式要件はメモリ16GB、安定動作は32GB以上推奨
  • 公式既定ポートはUDP 8211。公開一覧へ載せる場合だけ-publiclobbyを付ける
  • iniの編集は「停止→編集→起動」の順番厳守。稼働中に編集すると停止時に書き戻されて消える
  • systemd化・組み込みバックアップ・Savedディレクトリの外部保存まで用意する
  • REST APIは全世界へ直接公開せず、VPNまたはSSHトンネル経由で使う
  • グローバルパルボックスは、持ち出し(Export)と持ち込み(Import)を別々に許可する

サーバーを建てたら、拠点数上限や孵化時間などを自分たちの遊び方に合わせて調整していきましょう。設定調整で遊びやすさは劇的に変わります。

よくある質問

Q.パルワールド1.0.2の専用サーバーに必要なメモリは?
A.公式要件は16GBで、安定動作には32GB以上が推奨されています。4GBや8GBを現行版の推奨値として選ばず、拠点数や同時接続人数を増やす場合は32GBを基準にします。
Q.パルワールド専用サーバーで開放するポートは?
A.公式の既定ポートはUDP 8211です。VPSのセキュリティグループとOS側ファイアウォールの両方で受信を許可します。ポートを変更した場合は接続先にも同じ番号を指定します。
Q.コミュニティサーバーとして一覧へ表示するには?
A.通常の専用サーバー構築後、起動引数へ-publiclobbyを追加します。友人だけがIPアドレスとポートを直接入力して接続する場合、この設定は不要です。
Q.PalWorldSettings.iniを変更しても反映されないのはなぜ?
A.DefaultPalWorldSettings.iniではなくSaved/Config配下の実設定を編集し、停止、バックアップ、編集、起動の順で作業します。稼働中の編集は終了処理で書き戻される場合があります。
Q.REST APIをインターネットへ公開しても安全?
A.安全とはいえません。公式もインターネットへの直接公開を想定しておらず、LAN内での使用を推奨しています。管理画面から使う場合もVPNやSSHトンネルを経由し、APIポートを全世界へ開放しないでください。
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